2009年も暮れようとしている。毎々の年の瀬における感慨だが「あっという
間の一年だったなあ」という平々凡々の、やはり年末である。今年も新幹線に
73回、飛行機に19回乗ったが、例年に比して新幹線が20回ほど少ない。仕事が
減った影響はJR東海さん、東日本さんにも影響しているようだ。

　今年は、仕事ではリーマンショックの影響をもろにかぶって、多くの仕事で
変更、延期、キャンセル、縮小、取り止め・中止と時代と景気の波に翻弄され
た。それに加えて、微々たるものだが新型インフルエンザの余波も被った。青
息吐息の仕事を乗り切ってきた一年でもある。そのうえ、私生活でも大きな変
革、変動があって、これまで培ってきたものを一度、ご破算にするほどの変化
や急展開があった年でもある。

　加えて、それでお前の生活はどうなると言われると返答のしようもないが、
待望の政権交代が実現した。大きな時代の中ではインパクトをもって迎える事
実であろう。年齢的には関係ないが、厄年がいきなり来たような感じでもある。

　そんなこんなの一年であったから、年が明けてどうなるものでもないが、ガ
ラリと風が変わることを期待してしまう自分が少々情けない。でも、やっぱり
期待してしまうから人間はやっかいな動物である。

　さて、来年はどのような年になるのか、予想もつかないが、私にも読者の皆
さんにも良い年であって欲しいと心から願うばかりだ。今年一年、当メールマ
ガジンも550号を記録した。これもひとえに読者の皆様のおかげ、特に、我慢
のお陰だと感じている。来年も引き続き、ご愛顧、我慢をお願いする。

　良いお年をお迎えください。　【有限会社人夢工房　代表：佐藤　孝夫】


 　　　　　　　　　　　　（2009/12/21 人材開発メールニュース第561号掲載）