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2008年をふりかえって
 2008年、平成20年もいよいよ後、わずかになってきました。今年も些末なこ
と、重箱の隅をつつくような内容など、勝手な独り言の当コラムにお付き合い
いただきありがとうございました。我慢強い読者の皆々様に、改めて御礼と共
に感謝申し上げます。

 さて、今年も新幹線86回、飛行機22回、在来特急19回に乗って日本全国とは
言い難いですが、あちこちに仕事に行かせていただきました。そのスポンサー
の方々にも深謝する次第です(ここまで「ですます調」)。(ここから「であ
る調」)今年の活動の特徴は、内容のテーマ性というよりも仕事の動きに尽き
る。それは繁閑の差の激しさである。

 今年は、まったく仕事のない月はありがたいことになかったが、まったく仕
事のない週がかなりあった反面、土曜日も含めて4週間びっしりと仕事が続き、
日曜日も半分は前泊でつぶした月が4ヶ月ほどあった。極め付きは移動も含め
て、11泊12日、連泊と移動が続いたときは大変だった。その一連の仕事が終わ
った後は、暫し唖然、呆然、頭の中はすっかり空っぽ、もともとの隙間だらけ
の脳は、本当に空洞になってしまった感じがした。その腑抜け状態から、調子
を戻すのに少々苦労した。

 仕事のないこともつらいが、来る日も来る日も仕事が続くのも辛い。うまく
バランスがとれないかとも思うが、そういかないのがやはり仕事であろう。加
えて言えば、繁閑はあろうとも仕事をいただけることに感謝、感謝である。

 今、世界経済は「百年に一度の大津波」に襲われ、来年はどのようになるか
も予想すらできない状況でもある。それでも目の前の一つひとつの仕事に精一
杯取り組んでいくしかない。(ここから、また「ですます調」に…)またまた
相変わらずのコラムで、ますます混迷を極めることになりかねませんが、来年
もお付き合いいただけることを心より祈念しております。ご愛顧のほど、よろ
しくお願いいたします。

 寒さ厳しき折、お体くれぐれもご自愛ください。
 良いお年をお迎えください。 <平成20年12月:佐藤孝夫>


             (2008/12/15 人材開発メールニュース第511号掲載)


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