Back Number おかげさまで500号 いつも人材開発メールニュースをご愛読いただきありがとうございます。 ついに?このメールマガジンも500号を迎えることができました。10年前 に軽い気持ちで?スタートしたにもかかわらず、ここまで継続することができ たのは、読者の方々の存在と励ましのおかげです。本当に感謝しております。 毎回区切りの号では、近況の報告を行っておりますので、今回も同じような 感じでお届けさせていただきます。 <ご参考−これまでの区切りの号> ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/57283836.html (450号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/55380718.html (400号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/53247239.html (350号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/50774877.html (299号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/48416607.html (250号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/45868905.html (200号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/43196757.html (149号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/40574904.html (100号) ※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/37251736.html (50号) 今年新たにお手伝いさせていただいたものとして、「ジョブ・カード講習」 の講師を担当させていただきました。今年度から、政府の「成長力底上げ戦略」 の一環として『ジョブ・カード制度』がスタートし、その推進に向けた「ジョ ブ・カード講習」が全国50箇所で実施されています。その一部、九州・山口地 区(具体的には、大分・長崎・宮崎・熊本・鹿児島・山口)開催分の講師を担 当させていただきました。 ●厚生労働省 「ジョブ・カード」のご案内 http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/index.html ●「ジョブ・カード講習」 http://www.job-card.jp/ 「ジョブ・カード制度」は、まだまだ立ち上がったばかりの制度であるため、 運用の場面においては当初の目標と乖離している部分もあるようです。今後、 制度(理論)と運用(現場・実体)を噛み合わせていくことで、働く意欲を持 つ人々の就業を実現し、労働力人口の減少に歯止めをかけることにつなげるこ とが必要だと感じています。 少し話題は変わりますが、現在人材を取り巻く環境は大きく2つのうねりが 混在しているような印象を受けます。1つは、景気の先行きが不透明なため人 材に対し消極的な流れ。もう1つは、少子高齢化・労働力人口の減少を予測し 人材を確保しておきたいとする積極的な流れ。2つの流れが混在していている 状況です。私がお付き合いさせていただいている企業においても、人材に対し 消極的に考える場面もあれば、積極的に考える場面もあるような感じで、非常 に揺れ動いています。企業経営に限ったことではないと思いますが、人材に対 する迷いが増加しているような印象を受けます。 いずれにしても正解があるわけではなく、ただ単に待っているだけでは状況 が好転するわけでもありません。一つ言えることは、積極的に“物差し”を変 えることが必要ではないでしょうか。経営における市場(マーケット)を捉え る“物差し”、経営を推進していくための人材を捉える“物差し”を積極的に 変えて、様々な角度から予測−検証することが必要になっていると言えます。 ますます“ヒト”の持つ重要性や可能性が注目される時代になっていると感 じています。同時に私自身、引き出し?を増やしてニーズの多様化に対応して いかなければならないと実感しています。 私事に戻って恐縮ですが、この10年メールマガジンを継続することで、新た な“ヒト”との出会いに恵まれ、私が手がけているビジネスの財産になってい ることは言うまでもありません。今後もできる限り継続することで、“ヒト” の持つ重要性や可能性を拡げていくことに、少しでも貢献したいと考えており ます。 どこまで続くかわかりませんが、相変わらぬご支援をお願い申し上げます。 【株式会社 ヒューマナイズ 代表取締役:吉次 潤】 (2008/09/29 人材開発メールニュース第500号掲載) humanize:吉次 潤 Go to Back Number Index Go to Top Page |